丸紅は、2023年8⽉21⽇に、栃⽊県⾜利市と管路劣化予測診断業務委託契約を締結しました(以下、「本案件」)。丸紅は、⾜利市が保有する⼀部の⽔道管路の⽼朽度を評価し、管路の劣化予測や漏⽔調査実施場所の選定をサポートしました。本案件は、管路の劣化予測や漏⽔調査実施エリアの選定を⽬的とし、⽔道管の⽼朽度をAI‧機械学習により評価する、栃⽊県初の取り組みでした。従来の漏⽔調査では、地中に埋設された⽔道管に対し、調査員が市全域を巡回し機器を使⽤して⽿で漏⽔⾳を聞き分けて場所を特定する必要があり、多くの時間と⼈員を要していました。本案件では、「infrawise」を⽤いて⽔道管路の⽼朽度を評価し、調査を実施すべき優先エリアを選定することで、より効果的かつ効率的な漏⽔調査が可能となりました。漏⽔の早期発⾒により、⽔道管の破裂事故等を防ぐとともに、⽔道事業者の有収率※を向上させることで、事業運営の持続可能性を⾼めます。
WORKS
Case 01 栃木県足利市での取り組み事例
足利市様における⽔道管路劣化予測サービス


本案件の概要
業務委託名 | 管路劣化予測診断業務委託 |
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発注者 | 栃木県足利市 |
履行期間 | 2023年8⽉21⽇から2024年3⽉10⽇まで |
対象管路距離 | 約110km |
業務内容 | (1)管路の老朽度評価 (2)漏水調査優先エリアの選定 |